奄美大島のマングースが根絶されたそうだ。
誰が持ち込んだかは不明だそうだが、これの読者が早合点したのかも知れない。
ラドヤード・キプリング『ジャングル・ブック』より「リッキ・ティッキ・タヴィ」。
手許には、2種の訳がある。
菊池寛訳編。1928年発行。
これ以外に、「リッキ・ティッキ・タヴィ」を含んだ訳は見当たらなかった。「狼少年モウグリ」が主人公の連作短篇だけを纏めた本が多いようだ。
単独で「リッキ・ティッキ・タヴィ」を収めたアンソロジーもある(中野好夫訳)。
マングースはコブラの天敵なのかも知れないが、ハブにも同様とは限るまい。
「生兵法は大怪我のもと」である。
・追記(4日)。
前出のこの本にも、この短篇の名が出て来る。「あの有名な名前のない猫」